気になる日本語
「いただく」、「頂く」が乱用、誤用されている。
何でもかんでも、「頂く」である。
例えば、「ご寄付を頂いた方」と書いて、寄付した人を指していることが多い。
この場合、「いただく」は、「もらう」の謙譲語として使われている。
「ご寄付を頂いた」は「ご寄付をもらった」の意味である。
書き手側が寄付をもらっていることになる。
「方」を付けたところで、寄付した側にはならない。
寄付した人を指すなら、「ご寄付を下さった方」とするべきだ。
それなりの団体でもこんな表現を使っているのだから、大丈夫かと思ってしまう。
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